<   2008年 05月 ( 14 )   > この月の画像一覧

d0116205_11114450.jpg
種なしぶどうにするには、ジベレリンというホルモン剤(粉末)を水に溶かして、そこにぶどうの房を漬けます。
ジベレリンには種を抜く以外にも、着果安定、果粒肥大など、すばらしい効果があります。ちなみに、梨の生長促進で塗ったのもジベレリン。そちらはペースト状のジベレリンです。

ジベレリン処理は、ぶどうの花が満開の時にしますが、木によって満開になるタイミングが3~5日ぐらいずれます。なので、満開になっている房だけにジベレリンを漬けて、3~5日後に残った房をやります。
d0116205_11233231.jpgここで活躍するのが、花穂整形で残したこのひとかたまりです。
ジベレリン処理したものは、このかたまりを落とします。そうすると、次に残りをやる時、このかたまりが残っている房にジベレリンを漬ければいいのです。
本当は剪定とか芽かきとかで、全ての花が同じ時期に満開になるように管理できればいいのですが、それはなかなか難しいんでしょうね。
[PR]
by nashinohanana | 2008-05-31 22:10 | ぶどう
d0116205_10593594.jpg
梨に袋を掛けています。

袋掛けって結構タイミングが難しいような気がします。
実が小さいうちに袋を掛けると、袋の重みで落ちてしまうそうです。かと言って遅くなると、ぶどうの作業が忙しくなってきて梨をかける時間がなくなってしまいます。さらに、この雨の多いこの時期、雨が降ると作業ができないのは当然ですが、袋を掛ける前日に農薬をまくので、袋を掛ける前日の天気も気になります。
昨日から霧雨が降ったりやんだりの中での袋掛けで、昨日なんかはお昼にかなりまとまった雨が降りました。せっかくの農薬が流れていないか不安なのですが、多少の雨では大丈夫なのだそうです。その『多少』がどれぐらいなのか初心者では分からないところで、来年はこの作業をする時期に、3日ぐらい晴れが続くといいなと思います。
[PR]
by nashinohanana | 2008-05-30 20:58 |
d0116205_1050599.jpg
ぶどうの花です。ぶどうは一粒一粒が一つの花です。

d0116205_1049412.jpg我が家のデジカメ、接写に弱いです。梨とかぶどうの実を接写しようとすると、後ろの枝とか葉っぱにピントがあってしまいます。
最近よくある、顔認識機能のあるデジカメが欲しいなー。あれでどこにピントあわせるか選べるんですよね、多分。


今度の日曜、市議会議員の選挙があります。農園の周りは山だけど、多少は選挙カーが回ってきます。単調な農作業をしていると、選挙カーは気分転換になります。言ってる事もフムフムと耳を傾けてしまいます。手を振ると、「お仕事ご苦労様です、応援ありがとうございます」とか言ってくれて、楽しいし。
都会じゃうるさいだけの選挙カーも、こっちではちょっとしたお祭りみたいな感じ。
おみこしが来たぞー、みたいな。
[PR]
by nashinohanana | 2008-05-28 23:49 | ぶどう
小袋をかけた20世紀も大きくなりました。
d0116205_1018398.jpg5月12日 小袋をかけた日
薬指ぐらいのサイズ
d0116205_10191019.jpg5月27日
ビー玉ぐらいの大きさになりました

d0116205_10291084.jpg今日はこの20世紀の何本かに、ジベレリンというホルモン剤を塗りました。
実を大きくしたり、早く熟したりする効果のある薬です。何本か塗っておくとその木から収穫でき、その木の収穫が終わったらジベレリンを塗っていない木の収穫が始まる、というわけです。
これがジベレリン →

これを実の付け根にひとつずつ塗っていきます。
この作業、袋掛けとか摘果とかと違って作業の成果が目に見えず、あんまり『やったぞ』っていう気になれないので、好きじゃありません。
さらに、実際、これを塗った木から収穫するのですが、塗ってない木も収穫してみたら熟してるかもしれないし、これを塗っていない木でも実が大きくなってるし、イマイチ効果が半信半疑で、それも好きじゃない理由の一つです。これやって意味あるの?って感じ。
なので、来年は、ぜひとも塗った実と塗らない実の比較をしていきたいと思います。

『ジベレリン塗ったらすごく大きくなる!』っていうのが実感できれば、この作業も楽しくなるはず。
[PR]
by nashinohanana | 2008-05-27 20:16 |
d0116205_1191740.jpg
病気になった豊水です。『黒星病』という病気。実や軸の部分が黒くなります。
病気になった実を放っておくと、病気が広まってしまうので、全部とって燃やすか土に埋めるかします(病気の梨はぶどうの園に埋めます)。
梨もぶどうも、農薬散布専用の車を使って農薬を撒きますが、畑の一番角はがけになっていて車が通れないので、農薬も十分かからず病気になりやすいのだそうです。いかにすみずみまで丁寧に薬が撒けるかが重要。1回の農薬散布を丁寧にすることが、減農薬にもつながるそうです。農薬もただ撒けばいいのではないのですねー。
[PR]
by nashinohanana | 2008-05-26 21:17 |
d0116205_11214348.jpgこのぶどうに付いている粒の数を数えてみました。
d0116205_1122145.jpg木についたままでは数えられないので、チョッキンと切って。

540粒ありました。
これ、間引かずにほおっておくと、デラウェアみたいな小粒ぶどうになるのでしょうか。ピオーネのデラウェア型、ピオウェア?。来年ぜひ実験してみたいです。美味しかったら売りに出すかも?
[PR]
by nashinohanana | 2008-05-22 21:20 | ぶどう
今、ぶどうは一房に200粒ぐらい付いています。これを、収穫までに50粒ぐらいになるように、何回かに分けて間引きます。
この時期はその第1回目。まずは100粒ぐらいになるように、必要のない粒をはさみで落としていきます。
d0116205_10514366.jpg今のぶどうの状態。
実になる前は、ぶどうの房は『房』ではなく『花穂(かすい)』と呼びます。1箇所に主穂、副穂の2つの花穂がついています。このぶどうだと、よく生長している方なので、それぞれに250粒ずつぐらい付いているでしょう。
d0116205_1054560.jpg まずは副穂を切って、主穂もいらない粒はハサミで切っていきます。
10粒ぐらいずつの固まりになっているので、固まりごとチョキチョキと切っていきます。
d0116205_10541825.jpgこれが出来上がり。
これだと120粒ぐらい残っています。
上にひとかたまり残っていますが、これは、後に種なしにする作業のときに活躍します。そのときまた説明します!

この段階で120粒ぐらいに減らしていますが、市場出荷がメインの農園なんかは、パック詰めにしやすい小さい房を作るので、少なめに粒を残していると思います。
ぶどうの1粒の大きさは、生長促進のホルモン剤の濃度によってある程度コントロールできます。それに、粒の数を調整して間引けば、房の大きさ(重さ)も自分で調整することができます。この段階でもう、自分が作りたい房の大きさをイメージしておかないといけないわけです。
来年からは、大きい房を作るのか、こじんまりとして房を作るのか、どうしましょうか。
[PR]
by nashinohanana | 2008-05-20 20:51 | ぶどう
d0116205_18263326.jpg4月18日
d0116205_18272399.jpg4月24日

d0116205_18274528.jpg4月30日
d0116205_1828662.jpg5月7日
d0116205_18282683.jpg5月17日

どんどん大きくなっています。
[PR]
by nashinohanana | 2008-05-18 18:38 | ぶどう
ぶどうの房は、今の段階では花穂(かすい)と呼びます。花が咲いて実になったら『房』になります。
今日の仕事は摘穂(てきすい)。一つの枝に2~3つの穂が付いているのですが、これがぜんぶ実になると小さくて美味しくないぶどうになるので、1~2こに減らします。
d0116205_2015722.jpg
ぶどうは、枝がまんべんなく日光に当たるよう誘引してあるので、規則的に配置されていません。なので、枝はあらゆる方向に伸びていて、花穂(房)はあっちこっちにあります。これを探すのが大変で、上を向いてこっちに穂はないか、あっちに穂はないかと探します。ずっとやっていると、ぶどうが頭上でとぐろを巻いているような気がしてきました。

d0116205_19565130.jpgちなみに、今日作業した畑は、温度を上げて生長を早めるため、回りをビニールで囲っています。温度計は36度を指していました!真夏です~~~。
[PR]
by nashinohanana | 2008-05-17 20:15 | ぶどう
今朝は雨。でも、ぶどうは雨よけビニールが張ってあるので、雨が降っても仕事ができます。
今日はぶどうの誘引をしました。
d0116205_2194015.jpg
ぶどうは上へ上へと伸びていきます。早く伸びた枝が上へ上へと伸びていくと、その枝にだけ良く日が当たって葉っぱが増えて、後から伸びてきた枝に日が当たらなくなるので、長く伸びている枝を下へ曲げて棚にくくりつけます。こうすると他の枝にも日が当たります。さらに、こうやって誘引すると、房も低い位置に下がるので、後々の作業がしやすくなります。
だけど、この誘引、けっこう枝を折ってしまいます。折れた枝にいい房が付いているとがっくり。d0116205_2117532.jpg
折れた枝は仕方ないので捨てます。

ぶどうの間に鳥が巣を作っていました。でも、卵は無かった。
ここは農薬がかかるので巣作りには向いてないです。
d0116205_21212795.jpg



※※おぼえがき(自分用)※※
①支える手をしっかり固定すると折れにくい。
②この日記を読んだ夫からの指摘。太陽光を当てるため、というのもあるけど、ぶどうは、
 上に伸びる枝に栄養が行きやすい性質があるので、上向きで生長の進んだ枝を下に向ける
 ことによって、上向きの枝の生長を遅らせて、全体の生長のバランスを取る、という狙いもある
 らしい。
③あと、島根県の出しているピオーネ指針によると、雨の日は枝が折れやすいので誘引には
 向かないそうです。でも、他にも作業がいっぱいあるから、そんなこと言ってられないけど。
[PR]
by nashinohanana | 2008-05-13 21:19 | ぶどう