d0116205_8511691.jpgぶどうの幹をよく見ると、茶色い粉が付いた木があります。これは中に虫がいるしるしです。虫が木の幹を食べて出したフンか、幹を食べた時の木のカスか何か。
d0116205_8582686.jpgこのカスのある部分の皮をはいでいくと、いました!虫です。蛾の幼虫です。枝や幹に卵を産み付けて、そこで孵った幼虫がぶどうの栄養分を糧にして大きくなっていくのです。

これは、3年目ぐらいの苗木で見つけた虫です。
栄養分は木の皮を伝わるからか、虫も木の芯まではあんまり入り込まず、皮をぐるっと食っていきます。でも、表面の皮は食べないので、探す気でよーく観察しないと、食われているのは見つかりません。
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こんな小さな虫だけど、幹や枝をぐるっと1週食われてしまうと、栄養が伝わらなくなるので、食われたところより上は枯れてしまいます。根元を食われると1本の木がまるまる枯れてしまいます。見回りをせず放っておくと、1年に何本の木が枯れるか、というぐらい虫退治は重要です。

d0116205_9124717.jpgちなみに、1枚目の写真の、右下の茶色いゼリー状のものは、樹液が固まったものです。おそらく、昔、虫に食われたか何かで傷がついたのだと思います。木が自ら樹液を出して、その傷を保護したのです。虫に食われてもうまく樹液で守れたら、枯れない場合もあります。自分で傷薬を出して、自分を守る、ぶどうの木ってすごいなと思います。
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by nashinohanana | 2008-08-08 21:49 | その他