受粉事情あれこれ

 人工受粉前は、花粉作りと摘蕾で大忙しです。摘蕾は受粉後でもいいのですが、受粉前に摘蕾を済ませておくと、交配する花の数が減るので、手間もかからないし準備する花粉の量も減るので、受粉前に済ませたいところです。でもこの作業、農園のご主人、奥さんと私たちの4人+花粉作りでパートさん少々と、結構労力が必要で、私たちで農園を始めるようになったら間に合わないのでは??と不安です。なので、輸入花粉の値段なんかをネットで調べてみました。そうしたら、今年は輸入花粉が入手できないかもとのこと!
 
 輸入花粉は中国産で、冷凍状態で届くのだそうです。それが、今年は餃子事件以来中国からの冷凍食品の検査が厳しくなっており、花粉も検査対象として簡単に日本に入らないようになったそうです。最近調べたら、花粉は食品ではないということで、どうやら無事輸入できるようになったらしいですが。
 
 輸入花粉を使っている農家自体そんなに多くないようですが(ある記事では梨農家の1割程度と書いていましたが、正確かどうか分かりません)、高齢化とか、規模が大きくて大変とか、輸入花粉を使わざるを得ない農家もあると思います。農業をやってても”輸入”とか”外交”とかの影響を受けるんですね。

 ちなみに、ネットでは輸入花粉の値段は分からず。”入手できない”なんていう事態になったらその年の梨はできないので、やっぱり自家製花粉を作るのが確実かなと思いました(花粉作るのも、天気とか、花粉を乾燥させるときの湿度とか温度とか、デリケートな部分が多いようで、確実に良い花粉が作れるかは不安なんですけどね・・・)。

 ちなみに、須金の近隣農家は、輸入花粉は使っていません。自家製花粉を使っているところがほとんどですが、養蜂所から蜂の巣箱を借りてきて、蜂に受粉させている農園があります。蜂よりは人工受粉のほうが確実ですが、手が足りないときなんかにはいいかなーと思います。ただ、農園の中が蜂だらけになるのでしょうか。ちょっと怖いかも。
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by nashinohanana | 2008-04-17 17:36 |